見学プログラム
リワークには見学プログラムがあります。これは、リワークプログラムへの参加を検討している方や、リワークプログラムへの参加が決まっている方に、どんな施設でどんなプログラムが行なわれているのかを知ってもらうためのプログラムです。
リワークへの参加を考える
見学プログラムは、リワークへの参加を考えるよい機会です。
ある程度の情報を集めれば、リワークでどのようなプログラムが行なわれているのかを知ることはできますが、見学プログラムに参加すれば、実際にそれらのプログラムがどのような場所で、どうやって行なわれるのかということを、感じて理解することができます。
リワークプログラムに参加すると、グループで活動することが多くなったりなど、それまでの生活に比べるとストレスの度合いが大きくなってきます。
そこで、施設の雰囲気などを感じ取ってもらい、あらかじめどのような場所でどのようなプログラムが行なわれていくのかを知った上で、安心してリワークプログラムに参加できるよう、見学プログラムが設けられています。
メンタルヘルスの不調を抱える休職者は、この見学プログラムに参加してから、リワークに参加するかどうかを判断することができます。
見学プログラムがない場合は、いきなりリワークプログラムへ参加することになりますが、この場合は突然ストレスがかかる上に、通いはじめた場所がイメージと違ったりすることもあるため、途中で辞退してしまう人が少なくありません。
まず見学プログラムに参加することは、そのための申し込みをしたり、施設へ向かったりすることにつながります。これは、リワークプログラムに参加する前に、ほんの少し自分で外出し、自分で決めたことを自分で行なうトレーニングの一環にもなります。
リワークプログラムに参加する前に、練習として一度、見学プログラムに参加できるかどうかを試してみましょう。
参加方法
見学プログラムの詳細は、それぞれの機関によって異なります。機関の資料やサイトなどで情報を確認して、主治医や事業主と相談してみましょう。
リワークを実施している機関では一般的に、事前の見学説明会というものが開かれています。
その説明会に参加すると、リワークに関する説明を受けられるだけでなく、施設の見学や個別相談などを受け付けてもらうことができます。
多くの機関ではこのような説明会で、リワークへの参加申込書を手渡してくれます。リワークへの参加を考えている方は、利用申し込みの前に見学プログラムに参加し、参加できそうだとおもった機関のリワークに申し込みを行ないましょう。(リワーク参加には主治医の意見書や許可などが必要になります。)
また見学に関しては、リワークプログラムが行なわれているところを実際に見ることができる機関もありますが、場合によってはリワークプログラムを利用している人のプライバシーを守るために、施設のみ見学できるようになっているところもあります。
ご紹介した以外にも、治療や回復の過程によって注意する点も異なります。詳しくはかかりつけの医師などにご相談ください。
病気についての知識Knowledge of the disease
ご本人様向けの知識Knowledge for the parties
プログラム関連の知識Program-related knowledge
リワークの知識Knowledge about rework
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