※受付時間 月曜日~金曜日 9:00 ~ 17:30

Tel:03-6806-1926

支援する皆様へ

※受付時間 月曜日~金曜日 9:00~17:30

「 ご利用者の声 」

もう復職は出来ない、普通の人間に戻れないと思っていた私を普通の人間に戻してくれました

休職は今回で2回目でした。
1回目の休職の際は、休職したら直ぐに部署異動が決まり、体調の回復も良く短期間で復職しました。

今回の休職に至った経緯は、2020年4月に異動になった部署の上司のパワハラでした。
新しい部署で直ぐにコロナ禍となり、曖昧な引継ぎ、手探りで仕事をしていました。
体調も優れずに逆流性食道炎になり、再度休職してしまうのではと不安になりながらも、休まず意地で出勤していましたが、会社の産業医からドクターストップがかかり休職となりました。
もう会社を辞める覚悟で荷物を全部まとめて休職に入りました。2020年10月上旬でした。

休職したら、体調は良くなるかと思いましたが、希死念慮が生まれてきて、何で皆笑っているのに私は笑えないのだろう。と、今までにない程の辛い日々の始まりでした。子供の面倒も家事もろくに出来ない。子供がいるから死ぬ事は出来ない。
しかし、引きこもるのではなく、家中をソワソワと歩いたり、トイレに何回も行ったり、無駄に外出したり、とにかく家にじっとしていられませんでした。フラフラしていないと落ち着かない。筋力はなくなり、体重激減、思考能力が低下し、手振れ、上手くしゃべれず体が震えていました。

そんな時に心療内科の先生に「落ち着かなくて家にいられない。」と相談しました。その時に「家にいられないなら、リワークに通ってみたら?」と言われました。居場所が出来る!少し、喜びに代わりました。

実際に入所したのは11月。メンタルクリニック三叉路に移転した直後です。
全く安定もしていない、うつドップリな私だったので、スタッフさんに本当に大丈夫か?と心配されましたが強引に入所させてもらった感じでした。

実際通いだしたら、リワークに通っているメンバーが笑っていて、何で皆笑っているのだろう。参加すると山登りしているみたいに疲れる、と入所した事を後悔しました。
思考能力が低下しているので、何言っているかも理解出来ない。
週2回からスタートしましたが、そんな私をメンバーさん達が支えてくれて、手取足取り色々教えてくれました。

そんな状態で通所していたら、メンバーさんがある日面白い事を言ってくれてリワークで数か月ぶりに大笑いする事が出来て、そこがうつ抜けのきっかけだったと思います。
ウォーキングや、ヨガで体力も徐々に改善されました。集団認知行動療法や心理学といった座学だけではなく、趣味講座、グループワーク、会社さながらのリワーク運営部といったさまざまなプログラムがありました。
なかでも、趣味プレゼンが印象的で、苦手意識が強い私をスタッフさん、メンバーさんが励ましてくれて、初めてパワポを使った際には達成感でいっぱいでした。これが一番自信につながったと思います。

会社を辞めるか復職するか、2つの気持ちで揺れ動いていましたが復職を決意して、異動はできないと産業医に言われているのでパワハラ上司に対してどう気持ちを整理するかを取り組みました。

現在、パワハラ上司の部署で元気で働いています。
「相手は変われないが、自分は変われる。」「心配事の9割は起こらない。」「割り切る。」
ダメダメだった私でも、しっかりと地に足をついて人間しています。リワークでしっかりと学んだ事が自信となったからです。

今この文章を読んでくださっている方も、もしかしたらストレスにより自信をなくしているかもしれません。ぜひリワークRAKUで、自信を取り戻してほしいと思います。

最後に、スタッフ、メンバーの皆様、ありがとうございました。
ここで出会えたスタッフさん、メンバーさんの事は一生涯忘れる事はないです。

掲載日:2021年10月11日

ページのトップへ