※受付時間 月曜日~金曜日 9:00 ~ 17:30

Tel:03-6806-1926

支援する皆様へ

※受付時間 月曜日~金曜日 9:00~17:30

「 ご利用者の声 」

同じ境遇の仲間との出会いが復職の原動力に

病名:うつ病
職種:技術職(システムエンジニア)
発症要因:過重労働、対人関係ストレス、プライベートな問題

リワークに通所するまでの経緯
2015年3月末、パワハラによるストレスと長時間労働(残業100時間超)が原因で「適応障害」と診断され、休職(1度目)。3ヵ月の自宅療養と半年間のリワーク生活を経て復職(2016年1月)。その後、寛解を維持し、勤務を継続していたものの、コロナ過の影響による職場環境の変化や昇級による役割・業務内容の変化に伴い、再び長時間労働が常態化。顧客や上司、委託先との間で対人関係ストレスが高まる中、プライベートでも問題を抱え、休日も休めない状況が続き、2021年12月に再び「適応障害」で休職(2度目)。1か月後、強い不安と焦りから当リワークに通所したものの、徐々に体調が悪化してしまい、2022年4月にリワークを中断し、療養に専念する。その後、「うつ病」と診断され、入院生活(2ヵ月)と自宅療養を経て、2023年2月にリワークを再開。

リワーク通所を決めたきっかけ
1度目の休職の際、当リワークで再発予防に取り組み、復職した経験があり、スタッフの方々への信頼感があったため、2度目の今回も当リワークにお世話になることにしました。

リワークRAKUに通って良かったこと
<自分にとってのサードプレイス(第3の居場所)>
自分のことをよく知ってくれているスタッフの方や、当事者にしかわからない気持ちを共感し合える仲間がいるリワークRAKUは、自分の不安や焦りを和らげ、安心してリハビリに取り組める唯一の居場所となりました。

<自分自身と深く向き合う大切な時間>
私にとって2回の休職は、人生の中で最も辛く、苦しい時間をもたらしました。今後どうしたら再発せずにいられるか、家庭(家事・育児)とのバランスをとりながら、無理なく働けるようにするためにはどうしたらよいか、いつも考えていました。しかし、一人で考えているだけでは、答えに辿り着くことはできませんでした。
リワークプログラムを通じて様々な体験をしていく中で、自分自身を振り返り、仲間やスタッフの方からフィードバックをもらい、たくさんの気づきを得ることができました。そして発症に至った自分自身の要因(認知の歪み、思考・行動パターン)と向き合い、それらをどう変えていければよいのか、自分の中で腹落ちする答えを見つけられた気がします。
自分自身と深く向き合うことができたのは、信頼できるスタッフの方に支えられながら、同じ境遇の仲間と同じ目標に向かって取り組めたからだと思います。そういう場がリワークRAKUにはあります。

<職場復帰への自信を培う>
私は2度休職してしまったことで、仕事や自分に対する自信をすっかり失くしていました。病気が長引いたことで、心身へのダメージが強く、グループワークなどの比較的負荷がかかるプログラムに参加するたびに頭痛や強い疲労感に悩まされていました。体調面の不安から自発的に行動できなかったことも自信を持てない要因の一つでした。ですが、体調の回復とともに、グループ内で役割(書記、司会者、発表者、リーダーなど)を担いながら、ワークに取り組み、小さな成功体験を積み重ねていく(できることを増やしていく)ことができました。そのことが、復職に向けて、新たな一歩を踏み出す自信に繋がったと感じています。

リワーク参加を検討されている方へ
リワーク生活を通じて、今思うことは、「人に苦しみ、人に救われた」ということです。病気になった要因として、人に恵まれなかった面はありましたが、長い闘病生活を支え、励まし、勇気を与えてくれたのも、また人だったと感じています。
もし、復職に不安を感じていらっしゃるなら、ぜひリワークRAKUをたずねてみてください。きっとあなたの力になってくれる素晴らしいスタッフや仲間に出会えると思います。

掲載日:2023年10月23日

ページのトップへ