現役生の声 7割回復への道
1. 病名等
病名:適応障害
原因:過労
主な業務:事務(会計業務・庶務業務)
趣味:ランニング
当院のリワークデイケアプログラムを利用して、復職された方から声を頂きました。
1. 病名等
病名:適応障害
原因:過労
主な業務:事務(会計業務・庶務業務)
趣味:ランニング
病名:うつ病
職種:技術職(システムエンジニア)
発症要因:過重労働、対人関係ストレス、プライベートな問題
【病名・病気になったきっかけ】
病名:双極性障害Ⅱ型・強迫性障害・社交不安障害
発症要因:会社統合による人間関係の悪化
勤続年数:26年 休職回数:1回 休職期間:2年3ヶ月
※RAKUで復職トレーニングをし、転職することを選択しました
【はじめに】
私は過去に兄弟を亡くしていることを含め、若くして人より悲しく辛い経験を多くしてきました。また、私にはうつ病の他に、強迫性障害という病気があります。これは、強い不安や恐怖、こだわりがあることで「やりすぎ」ともいえる考えや行動を止めることができず、日常生活に支障をきたす病気です。私が休職する前からずっと関わってきた病気でした。過去の辛いトラウマと二つの病気が原因で休職し、職場のすすめでリワークRAKUに通うことになりました。
●病名などについて
病名:うつ状態
職種:事務系
発病に至った環境要因:新しい環境での業務負担と時間外勤務
【はじめに】
私はHSPという気質を持っています。HSPとは「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」のことで、生まれつき「非常に繊細な人」「非常に感受性が強く、敏感な気質をもった人」という意味です。病気ではなく、生まれ持った気質なので治すことができません。
この気質を持っていた為に、うつ病になってしまったのも否定できません。
人と違う感覚を持っているが故に否定されることが多く、自分の本当の気持ちがわからなくなってしまった私は、自分の事を知ることから始まりました。
【病名ほか】
病名:適応障害
発症に至った環境要因:人事異動による環境・業務内容・役割の変化
勤続年数ほか:9年(転職) ※休職回数:1回/休職期間:9ヶ月
1. 仕事第一人間が休職するまで
私はもともとワーカホリック的な面があり、仕事をすることに生きがいを感じていました。また、今まで健康だけが取り柄で病気をしたことがなく、自分の心身に無頓着なところがありました。
今までアクセル全開で仕事に打ち込んできたのだと思います。自分では辛いと思っていませんでしたが、徐々に長時間労働による疲労が蓄積していたのでしょう、ある日突然、朝起きられなくなってしまいました。
その後は、坂道を転げ落ちるようにどんどん体調を崩し、まともに仕事が出来ない状態となり、休職することになりました。
◆私の病名などについて
病名:うつ状態
職種:営業(マーケティング/プロモーション)
勤続年数:26年(休職期間 1年、倦怠感4か月)
発症に至った環境要因:コロナ罹患の後遺症による倦怠感等
1. 幼少期から振り返る
幼少期はいわゆる「おとなしく手のかからない子」「のんびり屋さん」「ドジっ子」でした。
学生時代は楽しく不自由なく過ごす半面、交友が極端だったり自己評価と他者評価との差に気付いたりすることはありました。また、周囲の話が聞こえ難かったり流れについていけなかったりすることもあり、適当に相槌をうったり空返事をしたりしていました。その頃は周囲から少し浮いていても「個性」とみられていたと思います。
社会人になりIT技術職に就き、顧客先で個人や少人数で社内システムアプリケーションの開発や管理を長年行っていたので、考え方やコミュニケーションの癖や苦手さ、偏りに気付きにくかったです。不注意によるミスも度々起こしましたが、大きなトラブルにならなかったことも気づきにくさに繋がったと思います。忘れ物や失くし物もありましたが、顧客貸与物の紛失はありませんでした。システムアプリケーション管理は顧客先にいることが大事といわれるので、体調不良でも出勤し、休むことはほとんどありませんでした。